30条の4が扱うこと
AI開発のために大量のデータを解析する場面では、著作物の内容を鑑賞することではなく、情報解析を目的とする利用が論点になります。
一方、特定作品の表現を出力させる目的が含まれる場合や、権利者の利益を不当に害する場合まで無条件に認められるわけではありません。
開発者の学習と利用者の入力は分ける
AIサービスの開発者がモデルを学習させる行為と、利用者が制作時に画像や文章をアップロードする行為は同じではありません。
利用者が第三者の写真、広告、映像、文章を入力する場合、その複製や加工に必要な権限を持っているかを確認します。サービスの利用規約で入力できることと、素材の権利者から許可されていることも別です。
自社素材でも契約を確認する
自社が保管している画像でも、撮影会社、出演者、デザイナー、ライセンサーとの契約によって利用範囲が限られている場合があります。生成AIへの入力や学習利用が、当初の契約に含まれているとは限りません。
素材台帳へ、権利者、利用目的、利用期間、AI入力の可否を記録します。
出力公開時は別の確認へ進む
学習や入力が適法かという問題と、完成した出力が既存作品に似ているかは別です。公開前には、類似性、依拠性、商標、肖像、契約条件などを改めて確認します。
学習段階の説明だけで、生成物の公開可否を決めないことが重要です。
関連する公式情報
AIGC TIMESとは
AIGC TIMESは、AIクリエイティブ業界の専門メディアです。本メディア運営企業が10都市・20社以上のグローバルブランドへの実装を通じて蓄積したメソッド、独自調査に基づく業界動向、AIツールのアップデート情報を、公式noteと連動して継続的に発信しています。
無料メソッド
AIクリエイティブの社内導入、研修、パートナー選定、ブランドコミュニケーションに関するメソッドを公開しています。
お問い合わせ
AIクリエイティブ制作、PoC、社内導入、研修についてのご相談は、公式フォームからお問い合わせください。