Magnificとは

Freepik、Magnific、magnific.aiの違い

AIGC TIMES編集部作成

Magnificは、スペインのFreepik Companyが運営するAIクリエイティブ・プラットフォームです。画像、動画、音声、3Dの生成・編集機能に加え、ストック素材、共同作業用のSpaces、APIなどを提供しています。

Freepikがなくなって別会社へ置き換わったわけではありません。公式の移行案内では、Freepikのアカウント、契約、請求周期、プロジェクト、保存した素材はMagnificへ引き継がれると説明されています。

Freepikとmagnific.aiの違い

Freepikは、Magnificへ改称する前のプラットフォーム名です。公式サイトでは、Freepikのログイン情報を使ってMagnificへ入れます。従来の素材ライブラリやAI制作機能もMagnific内で提供されています。

一方のmagnific.aiは、画像を高画質化するサービスとして改称前から存在していました。執筆時点では、Magnificの公式サイトに旧magnific.aiへ移動するリンクがあります。名称は似ていますが、統合プラットフォームと旧サービスの契約内容まで同じとは限りません。

既存契約を確認するときは、ログイン先、プラン名、請求元、残りクレジットを確認してください。Freepikから引き継がれた契約と、旧magnific.aiで結んだ契約を同じものとして扱わないことが大切です。

Magnificの画像アップスケーラーでできること

MagnificのImage Upscalerは、小さな画像を拡大しながら、輪郭や細部を整える機能です。元画像に近い状態で拡大する方法と、AIで細部を作り直しながら高画質化する方法を選べます。

一般的な画像拡大は、元画像の画素を補いながら大きくします。MagnificのCreativeモードは、それに加えてAIが新しい細部を描くことがあります。商品名やパッケージの細かな表示を正確に残したい場合は、単に「高画質になったか」だけでなく、元画像から変わった部分がないかも確認します。

CreativeとPrecisionの違い

MagnificのCreativeとPrecisionの違い

出典:Magnific Image Upscaler公式ガイド/AIGC TIMES編集部作成

Creative

Creativeは、AIが細部を加えながら画像を高画質化するモードです。公式ガイドでは、MagnificとClassicの2つのモデルが案内されています。

Magnificを選ぶと、Creativity、HDR、Resemblanceを調整できます。Creativityは新しい細部を加える度合い、Resemblanceは元画像に近づける度合いです。HDRは明るい部分と暗い部分の差を強めます。

設定を上げるほど正確になるわけではありません。商品画像や人物写真では、まずCreativityを低め、Resemblanceを高めに設定し、元画像との違いを確認します。

Precision

Precisionは、元画像の内容を保ちながら拡大するモードです。公式ガイドでは、写真や商品画像、印刷用の画像など、元画像との一致を優先する用途に向くと説明されています。

Precisionでは最大16倍までの拡大が案内されており、モデルやプリセットを選んだうえで、SharpnessとGrainを調整します。高い倍率を選んでも、元画像に写っていない商品名や細かな表示を正しく復元できるとは限りません。

公式動画で見るMagnific Image Upscaler

Magnific公式「Upscale Images Using Magnific Image Upscaler」では、画像を読み込み、倍率、用途、プロンプト、各設定を選んで生成する流れを確認できます。設定項目の位置を先に見ておくと、初めて使う場合でも操作を追いやすくなります。

動画:Magnific 公式チャンネルより引用

Magnificで画像を高画質化する方法

1. Image Upscalerを開く

Magnific Image Upscalerを開き、画像をアップロードします。JPG、JPEG、WEBP、PNGに対応しています。

2. CreativeかPrecisionを選ぶ

新しい細部を加えて仕上げたい場合はCreative、元画像との一致を優先する場合はPrecisionを選びます。商品写真や記録用の写真は、Precisionから試すと判断しやすくなります。

3. 倍率とモデルを選ぶ

Creativeの公式手順では2倍または4倍、Precisionでは最大16倍までの拡大が案内されています。一方、同じ公式ガイドの比較表と現行の製品ページは、Creativeも最大16倍と記載しています。公式ページ内で上限の説明が一致していないため、実際に選べる倍率は利用画面で確認してください。

4. 必要な設定だけを調整する

Creativeでは、プリセットを選んでからCreativity、HDR、Resemblanceを調整します。元画像にない細部を増やしたくない場合は、Creativityを低めに設定します。

Precisionでは、画像に合うモデルとプリセットを選び、必要に応じてSharpnessとGrainを調整します。輪郭を強くしすぎると、細い線の周りに不自然な縁が出ることがあります。

5. 元画像と生成結果を見比べる

生成後は、比較表示を使って元画像と出力を見比べます。商品画像なら、容器の形、部品、商品名、ラベルの位置を確認してください。人物写真では、顔立ち、目元、歯、髪、アクセサリーが変わっていないかを拡大して確認します。

高解像度になっていても、内容が変わっていれば元画像を忠実に拡大したことにはなりません。用途に合わない場合は、倍率や設定を下げて再生成します。

Magnificの料金とクレジット

Magnificは、機能やモデルの利用にクレジットを使うプラン制のサービスです。執筆時点の公式料金ページでは、個人向けにPremium、Premium+、Proが案内されています。日本向け表示で確認できる年払いの月額換算は、Premiumが1,950円、Premium+が4,875円、Proが31,650円です。年払いは1年分をまとめて請求されるため、契約前に決済画面で請求総額と税の扱いを確認してください。チーム向けのBusinessとEnterpriseは、個人向けとは別に契約内容を確認します。

  • Premium:年間24万クレジット
  • Premium+:年間60万クレジット
  • Pro:年間400万クレジット

料金ページには期間限定の割引が表示されることがあります。契約前に、月払いか年払いか、税を含む最終金額、付与クレジット、更新日を決済画面で確認してください。

Image Upscalerで必要なクレジットは、モード、モデル、倍率によって変わります。公式ページでは、生成前に消費クレジットを確認できます。契約中のプランで無制限と表示される処理でも、別のモデルや設定へ切り替えるとクレジットが必要になる場合があるため、実行前の表示を確認してください。

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商用利用と入力画像の権利

Magnificの公式説明では、有料プランにAI生成物の商用ライセンスが含まれます。無料プランは個人利用が対象で、帰属表示が必要です。

ただし、画像を高画質化しても、元画像の権利関係は変わりません。自社で撮影した商品写真、自社で権利を管理する画像、加工と公開の許諾を得た写真を使います。第三者の写真やブランド素材を入力する場合は、Magnificの契約とは別に加工と公開の許諾を確認してください。

Magnificは、アップロードした画像や高画質化した画像をモデルの学習に使わないと案内しています。未公開の商品画像や人物写真を扱う場合は、契約プラン、利用するモデル、データの保存期間、第三者サービスへの送信範囲も確認します。

MagnificのAI機能で生成した内容は、同社のストック素材に付く標準の法的保護とは別に扱われます。公式ガイドでは、AI生成物は標準の法的保護の対象外で、Enterprise契約では個別の補償条件が設定される場合があると説明されています。

企業で使う前に確認したいこと

  • Freepikから引き継いだ契約か、旧magnific.aiの契約か
  • 使用したモード、モデル、プリセット、倍率
  • Creativeで設定したCreativity、HDR、Resemblance
  • Precisionで設定したSharpness、Grain
  • 入力画像の権利者と利用許諾
  • 生成前の画像と採用した出力
  • 消費クレジットと生成日時
  • 商用利用を認めるプランと契約条件

正式に採用する画像は、元画像、設定、出力をまとめて保存します。元画像からどこが変わったかを後から確かめられる状態にしておけば、修正や再生成が必要になったときも確認しやすくなります。

Magnificのよくある質問

MagnificとFreepikは同じサービスですか?

Freepikは2026年4月28日にMagnificへ改称しました。運営会社、アカウント、契約、素材、プロジェクトは引き継がれています。Magnificは、改称後のブランド・プラットフォーム名です。

magnific.aiはなくなったのですか?

執筆時点では、Magnificの公式サイトに旧magnific.aiへ移動するリンクがあります。Magnificと旧サービスでは、ログイン先や契約内容が異なる場合があります。

Magnificの画像アップスケーラーは無料で使えますか?

無料で試せる範囲があります。利用できる回数や倍率、ダウンロード条件は、ログイン後の画面で確認してください。商用利用は有料プランの条件を確認します。

Magnificは何倍まで画像を拡大できますか?

Precisionは最大16倍と案内されています。Creativeは、公式手順では2倍または4倍、比較表と製品ページでは最大16倍と記載されており、説明が一致していません。契約前や処理前に、利用画面で選べる倍率を確認してください。

高画質化した画像は商用利用できますか?

有料プランにはAI生成物の商用ライセンスが含まれます。ただし、入力した元画像を加工・公開する権利は利用者側で確認する必要があります。

商品名やラベルを正確に残せますか?

完全には保証できません。Precisionを選び、生成前後を拡大して見比べます。重要な文字や細かな表示は、正式な商品データから差し替える方法も検討してください。

Magnificを使う前に押さえたい要点

Magnificは、旧Freepikから名称を変更したAIクリエイティブ・プラットフォームです。画像アップスケーラーの旧サービスmagnific.aiとは、契約やログイン先を分けて確認します。

Image Upscalerでは、細部を加えるCreativeと、元画像を保って拡大するPrecisionを選べます。画像の正確さを優先する場合はPrecisionから試し、採用前に元画像との違いを確認してください。

企業で利用する場合は、商用利用を認めるプランだけでなく、入力画像の権利、利用モデル、データ条件も確認します。元画像、設定、出力を一緒に保存しておくと、修正や再生成にも対応しやすくなります。

Magnificの公式情報


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