利用入口を選ぶ

コードを書かずに試すならGoogle AI Studio、アプリや業務システムへ組み込むならGemini APIを使います。GeminiアプリやGoogle Flowなどにも展開されていますが、画面や提供時期はサービスごとに異なります。本記事では、モデルを明示して試せるGoogle AI Studioを中心に説明します。

Nano Banana 2 Liteの利用入口

Google公式の提供先をもとにAIGC TIMES編集部が作成。Google AI StudioとGemini APIでは目的が異なります。

AI Studioでモデルを確認する

Google AI Studioを開き、モデル選択で「Gemini 3.1 Flash Lite Image」を選びます。表示名だけで判断せず、開発時はモデルIDがgemini-3.1-flash-lite-imageであることも確認します。gemini-3.1-flash-liteは文章中心の別モデルです。

利用画面が見つからない場合は、アカウント、地域、組織の管理設定、段階的な提供状況を確認します。公式発表に提供先として載っていても、すべてのアカウントへ同時に表示されるとは限りません。

最初の画像を生成する

指示文には、作る対象、構図、背景、光、色、縦横比を入れます。たとえば自社で権利を管理する商品画像の案を作る場合は、次のように分けます。

白い陶器のボトルを中央に置いた商品写真。背景は淡い灰色。正面から撮影し、柔らかい左上の光を当てる。ラベルの文字は追加しない。縦横比は4:5。

一度に抽象的な雰囲気だけを書くより、残したい要素と避けたい変更を具体的にすると、結果を比較しやすくなります。Liteは速度を優先するため、最初から最終成果物を狙うより、構図や色の候補を出す工程に向きます。

生成画像を部分的に修正する

修正では、元画像と文章を一緒に渡します。Googleのモデル資料は、色の交換、ステッカー作成、背景調整などの局所編集を例に挙げています。

修正指示は「何を変えるか」「何を残すか」を一文ずつ分けます。

背景だけを薄い青へ変更する。ボトルの形、位置、影、カメラ角度は変えない。ラベルに文字を追加しない。

修正後は、変えないと指定した箇所まで動いていないかを確認します。Liteは簡単な複数回編集に対応しますが、Googleは複数参照画像や長い段階的編集には最適化していないと説明しています。

生成から確認までの手順

AIGC TIMES編集部作成。モデルの出力後に、人が差分と権利を確認する工程を含めています。

縦横比と1K出力を指定する

Nano Banana 2 Liteの画像サイズは1Kだけです。2Kや4Kを指定しても公式仕様の対象外です。縦横比は14種類に対応し、1:1、3:2、2:3、3:4、4:3、4:5、5:4、9:16、16:9、21:9などを利用できます。

用途に合わせて縦横比を先に決めると、後から大きく切り抜く作業を減らせます。ただし、実際の広告枠や入稿先が求めるピクセル数を満たすかは別途確認してください。

Liteで続けないほうがよい作業

次の条件では、Nano Banana 2やNano Banana Proも比較します。

  • 2Kまたは4Kの出力が必要
  • 複数人物や複数商品の一貫性が重要
  • 多数の参照画像を使って細部を合わせる
  • 修正を何段階も重ねる
  • 文字、固有の商品形状、ブランド基準を高精度で固定する

Liteで作った候補を上位モデルへそのまま渡せば必ず同じ見た目になるわけではありません。切り替える場合は、基準画像と変更禁止箇所を改めて指定します。

入力素材と公開前の確認

Googleの画像生成ガイドは、アップロードする画像について必要な権利を持つよう求めています。人物写真、自社商品、ロゴ、デザインデータを使う場合は、入力できる権利と、生成結果を公開できる条件を分けて確認してください。

生成画像にはSynthIDとC2PAの来歴情報が付与されますが、これは権利処理や品質確認の代わりではありません。公開前に、商品形状、人物、ロゴ、文字、禁止表現、権利を人が確認します。

Nano Banana 2 Liteの使い方は、モデルを正しく選び、1Kで作れる範囲を決め、短い修正を重ねる流れです。高解像度や複雑な一貫性が必要になった時点で、上位モデルへ切り替えます。

使い方を確認したGoogle公式情報


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