3本の広告で英国の慣用句を映像化
「Feels like…」は、Confused.comのブランドキャンペーン「Just Used Confused.com」の新作です。保険の手続きを終えた人の安堵を起点に、「猫がクリームを手に入れる」「牛が家へ帰る」「早起きの鳥が虫を得る」といった慣用句の世界へ切り替わります。
公開されたのは「The Cat That Got the Cream」「Laughing ’til the Cow Comes Home」「The Early Bird That Got the Worm」の3本。LBBとCreative Salonは、2026年8月7日から英国のテレビ、放送局系の動画配信(BVOD)、SNS、ラジオで展開すると報じています。ブランド担当者、広告会社、監督、制作会社の発言と詳細なクレジットも掲載されており、自主提案のスペック広告や自主制作ではなく、Confused.comをクライアントとする正式な広告案件と確認できます。
主役は手作りのパペット。監督はストップモーションを得意とする2人
クライアントはConfused.com、広告会社はLeo UK、メディア会社はZenithです。監督は、ストップモーションを得意とするBlinkink所属のAndy Biddle氏とAdeena Grubb氏が務め、制作会社はBlinkinkです。撮影監督をToby Howell氏、編集をTenthreeのNick Armstrong氏が担当しました。音響はString and Tins、ポストプロダクションとカラーはBlack Kite Studiosです。
映像の中心にいる動物は手作りのパペットです。クレジットには、パペットの制作、衣装、リギング、保守、操演、模型制作を担当したスタッフが分けて記載されています。Andy氏とAdeena氏も、チームでキャラクターを形にしたと制作コメントで説明しています。
Black Kite StudiosがVimeoで公開した「Cat」と、String and Tinsの作品ページからは、完成映像とポストプロダクション、音響の担当を確認できます。ただし、これらのページだけではAIの具体的な工程までは分かりません。
AIを使ったのは背景や脇役の制作・仕上げ
LBB、Creative Salon、Ads of the Worldに掲載された制作説明は、背景や脇役の制作・仕上げにAI制作ツールを使ったとしています。一方、主役の動物は手作りのパペットです。監督の2人はストップモーションを得意とし、模型・衣装・操演、撮影、編集、VFX、カラー、音響にもそれぞれ人の担当者がいます。
したがって、本作を「全編AI生成の広告」や「パペットもAIで作った作品」と表現するのは正確ではありません。公表情報から確認できるのは、手作りのパペットと撮影を軸に、背景や脇役の制作・仕上げへAI制作ツールを組み合わせたことです。
使用したAIモデルやサービス名、生成した素材の割合、VFXや合成との細かな分担は公表されていません。プロンプト、学習データ、制作期間、費用、生成回数、工数削減率も未公表です。AIの利用範囲は、制作側が明らかにした「背景や脇役の制作・仕上げ」より広げて解釈できません。
「Feels like…」の確認先
- Black Kite Studios公式Vimeo:完成映像「Confused.com - Cat」とポストプロダクションのクレジット
- String and Tins公式作品ページ:完成映像、音響、主要制作クレジット
- LBB:公開日、キャンペーン展開、制作説明、関係者コメント
- Creative Salon:正式案件の区分、制作工程、役割別の詳細クレジット
- Ads of the World:3本の作品構成とAI利用範囲
公式Instagramの個別投稿は検索しましたが、確認できませんでした。アカウント名や投稿URLを推測して補っていません。映像や掲載画像は保存・再アップロードせず、制作関係者が公開したVimeoの公式プレイヤーまたは原ページへのリンクで利用します。第三者による転載やサムネイル転用の許諾は確認できていません。
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