30秒生成と720pへ拡張、アンチスロップの新パイプライン

公式ブログによれば、v4.0では出力解像度を720pに引き上げ、1本あたりの生成時間を最長30秒まで延ばした。参照素材は1回の生成で最大50件まで受け付ける。人物、商品、スタイルを固定するための下地だと公式は説明している。

映像の設計面では、30種類以上のカメラ移動プリセット、4種類のカメラタイプ、再構築した5レンズ体系を備える。生成物の破綻を抑えるために設計されたと説明される「アンチスロップ・カメラパイプライン」もv4.0で導入された。

Emotion Wheel、年代スタイル、Tempo制御

演出面の追加要素は、8種類以上の感情から演技を指定する「Emotion Wheel」、時代を指定するとフィルムグレインや色調、レンズの雰囲気が連動する年代スタイル、カットの速度と頻度を制御する「Tempo」の3つである。

編集動線では、既存クリップに前後をつなぐ「Forward / Backward Extend」も用意される。色調整には50種類以上のカラーパレット・プリセットが並び、手動グレーディングを介さずに方向づけできる。加えて、Soul Cinemaモデルとの連携やマルチモデル対応も同時に告知されている。

ブランド企業の映像制作への含意

30秒という長さは、TVCM尺やSNSの長尺広告における1カット構成を、単一の生成で通しやすい水準に近づく。参照素材50件の枠は、商品、モデル、ロケーション、色調といった素材を一括で持ち込みやすくする。ただし、ブランドの厳密な色再現やパッケージの正確な描写については、公式も生成物の品質を保証していない。試作や絵コンテ、社内プレビズを軸に、実写と並走させる運用が現時点では現実的とみられる。

料金プランや消費クレジット、プラン別の上限はHiggsfieldのプラン画面と生成画面で表示される。既存ユーザーは、Cinema Studioを開いて新規プロジェクトを開始することで、v4.0の機能を使い始められる。

出典

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