4つの名称を分ける

名称 種類 役割
Stability AI 企業 モデルとサービスを開発・提供
Stable Diffusion 3.5 画像モデル群 画像を生成する技術
Developer Platform APIサービス 生成・編集機能をアプリへ組み込む
Stable Assistant Webサービス ブラウザからモデルと編集機能を使う
Brand Studio(旧DreamStudio) Webサービス 別のcreditsで画像生成を使う

外部の画像生成アプリにStable Diffusionが組み込まれている場合、そのアプリはStability AIのサービスとは限りません。

現行の画像Core Models

2026年5月20日更新の公式Core Modelsには、次の画像モデルが商用ライセンス対象として掲載されています。全カテゴリではなく、画像カテゴリの抜粋です。

  • Stable Diffusion 3.5 Medium
  • Stable Diffusion 3.5 Large
  • Stable Diffusion 3.5 Large Turbo
  • Stable Diffusion 3 Medium
  • SDXL Turbo
  • Stable Diffusion Turbo
  • Japanese SDXL

この一覧にないモデルは、個別ライセンスを確認する必要があります。「Stable Diffusionならすべて同じ条件」ではありません。

Core Models一覧は商用契約の対象を示す台帳です。技術的にダウンロードできる全モデルや、全ての現行主力を意味しません。最終更新日とモデル名をセットで保存します。

Developer Platformの現行APIではStable Diffusion 3.5 Flashも提供されていますが、上のCore Models台帳には掲載されていません。APIで使えることとCommunity / Enterprise Agreementの対象であることを同じ表にしません。Stable Diffusion 3.0 APIは2025年4月17日にdeprecatedとなり、3.5へrerouteされています。

Stable Diffusion 3.5の3種類

  • Large:品質とprompt追従を重視する大型版
  • Large Turbo:少ないステップで高速生成する版
  • Medium:消費者向けハードウェアとカスタマイズのバランス

用途、GPU、速度、画像品質、fine-tuningで選びます。「Largeだから必ず最適」ではありません。自己ホストでは必要VRAM、推論実装、量子化、ライセンスを確認します。

使い方は3通り

  1. WebサービスのStable Assistant等から使う
  2. Stability AI Developer PlatformのAPIを使う
  3. モデルを取得し、自社環境で動かす

Developer Platformには生成、Erase、Inpaint、Outpaint、背景除去、Recolor、Style Transferなどの画像APIがあります。

Developer Platformは1 credit=0.01ドルです。現行表示ではUltra 8、3.5 Large 6.5、Large Turbo 4、Medium 3.5、Flash 2.5、Stable Image Core 3 credits。Stable Assistantは月9 / 19 / 49 / 99ドルの別プランです。Stable Assistant、Brand Studio、Developer Platformのcreditsは共有されません。

APIで画像を生成・編集する流れ

  1. Developer PlatformでAPIキーとcreditsを用意する
  2. GenerateからモデルまたはStable Imageサービスを選ぶ
  3. prompt、縦横比、出力形式を送る
  4. 必要に応じてInpaint、Outpaint、背景除去を使う
  5. 使用endpoint、モデル、credits、出力を保存する

Stable Image Ultra/Coreなどのサービス名と、Stable Diffusion 3.5 Large等のモデル名を混ぜません。API endpointが同じ機能を提供しても、内部モデルとライセンス対象を確認します。

自己ホストの流れ

  1. Core Modelsとモデル配布ページを確認する
  2. 適用ライセンスを保存する
  3. ウェイトと公式実装を取得する
  4. 自社GPU上で推論環境を構築する
  5. prompt、seed、モデルhash、設定を記録する

自己ホストは入力データを自社内に置きやすい一方、GPU、更新、セキュリティ、出力管理を自社で持ちます。

Community Licenseの100万ドル条件

Community Licenseの公式説明では、対象Core Modelsを使う個人・組織の全収入源を合計した年間売上が100万米ドル未満なら、研究、非商用、商用利用が認められます。100万米ドルを超える場合はEnterprise契約が必要です。対象は外販製品への組込みだけでなく、社内業務での利用も含みます。

モデルのダウンロードページ、Core Models一覧、ライセンス本文をセットで保存します。古いOpenRAIL等の解説を現行モデルへ一律適用しません。

100万米ドル条件は企業の全収入源を合計した年間売上が基準で、Stable Diffusion関連売上だけではありません。超える企業は、広告制作のために自己ホストして社内利用する場合もEnterpriseへ確認します。

生成した一枚の画像を広告に使う場合、モデルを自社製品へ組み込む場合、fine-tuneやLoRAを配布する場合で確認事項が異なります。

出力所有と第三者権利

Community Licenseの公式説明は、対象モデルで生成したmediaの所有を利用者が保持すると案内しています。ただし、入力した写真、作品、人物、ロゴの権利や、出力が第三者に似る問題は別です。

モデルライセンスが商用を認めても、違法・権利侵害の入力や出力が許可されるわけではありません。

動画モデルを混ぜない

Stable Video DiffusionのホストAPIは2025年7月24日に終了し、現在は自己ホストの案内です。画像生成の記事へ、提供終了した動画APIを現行機能として混ぜないようにします。

Core ModelsにはStable Video Diffusionが掲載されていますが、Core Modelsの商用契約対象であることと、ホストAPIが提供中であることは別です。利用場所まで確認します。

Stable Diffusionを選ぶ基準

モデルを自社環境で動かしたい、fine-tuneやLoRAで調整したい、生成・編集APIを自社製品へ組み込みたい場合に候補です。派生物の配布条件と、Core ModelやOutputを使って競合する新しい基盤モデルを作る制限は別に確認します。Web画面だけで複数モデルを比較したい場合は、統合サービスも候補になります。

API、自己ホスト、外部アプリを同じpromptで比較し、品質だけでなく、GPU、単価、データ、ライセンス、更新、運用人員を記録します。

企業利用で残す記録

  • Stability AI企業、モデル、サービス、外部アプリの区分
  • 完全なモデル名、Core Models更新日
  • API endpointまたはウェイトの入手先
  • 適用ライセンスと売上条件
  • fine-tune / LoRA / 派生物の有無
  • 入力素材、prompt、seed、生成日
  • 権利と公開の確認者

公式動画・画面候補

noteにはStable Diffusion 3.5のLarge / Turbo / Mediumを整理した自作表と、Developer PlatformのGenerate / Edit区分が分かる公式画面を候補にします。過去モデルの作品ギャラリーを大量に並べません。

ライセンスは100万米ドル条件を一枚の図にし、「生成画像」「自社製品への組込み」「自己ホスト」を分けます。

よくある疑問

Stable Diffusionはアプリですか

画像生成モデルのファミリーです。Webアプリや外部サービスは別の利用入口です。

無料で商用利用できますか

Community License対象モデルは年間売上100万米ドル未満などの条件で商用利用できます。モデルごとのライセンスを確認します。

年間売上100万米ドルを超える企業は使えませんか

使用禁止ではなく、EnterpriseライセンスについてStability AIへ連絡します。

Stable Video Diffusion APIは使えますか

ホストAPIは2025年7月24日に終了しました。現在は自己ホストの公式案内があります。

外部アプリでStable Diffusionを使えば同じ条件ですか

外部アプリの契約、モデル版、商用条件、データ条件も確認します。

公式情報