2Kと参照素材を使った制御に対応
CapCutが今回明らかにしたのは、MiniMax H3による2K出力と、参照素材を使って生成内容を調整する機能です。公式投稿では、2Dコミックやモーショングラフィックスの制作に適しているとしています。
一方、1回に入力できる参照素材の数、対応するファイル形式、生成できる動画の長さ、音声の出力、消費クレジットは説明されていません。これらはCapCutの生成画面に表示される条件を確認する必要があります。
アプリ・Web・デスクトップで入口が異なる
公式投稿が案内している入口は次のとおりです。画面の言語やアプリの版によって、名称や配置が異なる可能性があります。
- アプリ:AI Lab、AI Generator、AI Video
- デスクトップ版:AI Video
- Web版:Video Studio
CapCutは対象地域をアジア、中東、アフリカ、欧州、南米としていますが、国別の提供状況は掲載していません。日本で使えると一律に判断せず、ログイン後のモデル選択画面にMiniMax H3が表示されるかを確認してください。
開発はMiniMax、提供はCapCut
MiniMax H3はMiniMaxが開発した動画生成モデルです。CapCutは、このモデルを自社の動画生成機能から使えるようにした提供先に当たります。
MiniMaxの公式発表では、テキスト、画像、動画、音声を一つの文脈として扱い、最長15秒、最大2K、ステレオ音声付きの動画を生成できると説明されています。ただし、これはMiniMax H3全体の仕様です。CapCutの公式投稿が確認しているのは2K出力と参照制御であり、MiniMax側の全機能をCapCutでも利用できるとは限りません。
対象は購読者、プラン名と消費量は未公表
CapCutは今回の提供対象を「購読者」としています。Standard、Pro、Teamsなど、どのプランで利用できるかは投稿に記載されていません。1回の生成に必要なクレジットや追加料金も未公表です。
CapCutのヘルプでは、Pro料金は地域、端末、プロモーションによって変わると案内しています。また、Pro機能を使えない原因として、対象地域、契約状態、ログイン中のアカウント、アプリやブラウザのバージョンなどを挙げています。契約前には、購入画面の金額に加え、MiniMax H3の表示、出力条件、生成前に示される消費量を確認してください。
人物、商品、音声、ロゴなどを入力する場合は、必要な権利や許諾を確保してください。CapCutは適用地域ごとに規約を分けています。今回確認した米国向け規約では、第三者AI機能へ入力する素材に必要な権利を利用者が確保すること、CapCutへアップロードまたは提供したUser Contentには、サービスの運営・開発・提供などを目的とする利用許諾を付与することが定められています。
MiniMax H3とCapCutの公式情報
- CapCut公式Instagramの提供開始発表:2K、参照制御、利用入口、対象地域を確認できます。
- MiniMax H3の開発元公式発表:開発主体、入力できる素材、最大2K・15秒、音声出力を確認できます。
- CapCut Proの料金案内:地域、端末、プロモーションによって料金が変わることを確認できます。
- CapCut Proの機能を使えない場合の案内:地域、契約状態、アカウント、アプリやブラウザの版など、確認項目を案内しています。
- CapCutの米国向け利用規約(2026年4月15日更新):第三者AIサービス、入力素材、User Contentの利用許諾を確認できます。適用される規約は地域ごとに確認してください。
公式Instagramの動画は原投稿で閲覧できます。AIGC TIMESでは動画や静止画を保存・再アップロードせず、公式投稿へのリンクだけを掲載しています。