動画を生成する前に、場面ごとの絵コンテを確認

従来のAI動画制作では、生成後に一場面の不備が見つかり、動画全体を作り直すことがあります。Scenesでは、まず編集可能なキーフレームを場面順に並べ、構図や流れを絵コンテの段階で確認します。

直したい場面だけを調整できるため、すべての場面を確定するまで動画は生成されません。動画生成の回数を減らせる可能性はありますが、Lumaは削減率や制作時間などの効果を数値では公表していません。

Uni-1で絵コンテを作り、Ray 3.2かSeedance 2で動画化

Scenesは動画モデルの名称ではなく、絵コンテの作成から動画の書き出しまでをまとめた制作機能です。絵コンテの生成にはLumaの「Uni-1」を使い、確定した場面は「Ray 3.2」または「Seedance 2」で動画にします。

Lumaは、Ray 3.2では複数の短いクリップ、Seedance 2では一本の長いクリップになりやすいと説明しています。今回の公式発表に記載されているのはSeedance 2であり、Seedance 2.5ではありません。

縦・横の2形式、全編と場面別の書き出しに対応

画面比率は、縦型の9:16と横型の16:9に対応します。完成した動画は一本にまとめて書き出せるほか、場面ごとのクリップとして保存したり、Ray 3.2のパネルとして開いたりできます。

文章だけで始める方法に加え、画像やブランド素材を読み込ませることもできます。ただし、公式発表には入力素材の利用許諾に関する説明がありません。第三者の画像やブランド資産を使う場合は、利用前に権利と社内ルールを確認してください。

料金や対象プランは公式発表に記載なし

Scenesは提供中ですが、公式発表だけでは、どのプランで使えるか、生成に何クレジット必要か、日本を含む提供地域までは確認できません。これらはScenes固有の未公表条件です。

商用利用については、Lumaの一般利用規約4.9に、商用利用を認める有料契約の有効期間中に生成した出力だけを商用目的で利用できるとあります。また、Lumaのサービス内で第三者のAIツールを使う場合は、Lumaの規約ではなく、その提供元の条件が適用されると定められています。ScenesでSeedance 2を選ぶ場合も、Luma側の契約だけで判断せず、生成時に表示される提供元の条件を確認してください。Scenesだけに適用される追加の商用条件は、公式発表では公表されていません。

「Luma Scenesの公式情報、ここにまとめました」

  • LumaによるScenesの公式発表:提供開始日、制作手順、対応する動画モデル、画面比率、書き出し方法を確認できます。
  • Luma公式アプリ:ログイン後の利用可否と実際の画面を確認できます。
  • Luma料金ページ:執筆時点のプランと料金を確認できます。Scenesの対象プランは発表本文では公表されていません。
  • Luma利用規約:サービス利用と生成物に関する現行条件の確認先です。
  • Scenes公式デモ動画(MP4):絵コンテから動画生成へ進む操作を確認できます。転載せず、公式URLへのリンクまたは公式ページ上で視聴します。

Scenesを使う前に確認したいのは、利用中のプランで機能が表示されるか、選んだ動画モデルで必要なクレジットはいくつか、入力する素材の権利を自社で管理できているかの3点です。

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