RTLとBMGですでに制作例を確認

Bertelsmann側の説明によると、RTL Group傘下の制作会社FremantleとAIスタジオ「Imaginae」は、すでにRunwayを用いた最初の制作物を公開しています。RTL Germanyでは広告・マーケティング素材、BMGでは音楽作品やアーティスト向けのビジュアル素材に使われています。

公式発表は個別作品のタイトル、利用モデル、生成した範囲、制作費や工数を示していません。各社で同じ工程やモデルを一律に採用するとも書かれていないため、確認できるのはグループ横断で利用範囲を広げる方針までです。

2024年の協力をグループ全体へ拡大

両社の協力は2024年、Bertelsmann AI Hubを通じて始まりました。今回の提携では、単にアカウントを導入するだけでなく、Bertelsmannの制作工程で生成AIを使えるよう、両社が運用方法を共同で開発すると説明しています。

Bertelsmannは世界約50カ国で事業を展開し、従業員は約7万5,000人、2024年度の売上高は190億ユーロと公表しています。ただし、今回Runwayを導入する社員数、利用地域、契約額、対象プランは執筆時点では発表されていません。

ブランド制作では「どこで使ったか」の確認が必要

発表から読み取れるのは、映像制作、広告素材、音楽マーケティングという異なる制作領域へRunwayを広げていることです。一方、完成物の全体がAI生成なのか、一部の素材や編集だけに使ったのかは案件ごとに異なります。

企業事例として参照する場合は、導入企業名だけで成果を判断せず、作品名、制作工程、利用モデル、人が担当した作業、権利処理を個別の公式発表で確かめる必要があります。

RunwayとBertelsmannの公式情報

今回の発表はグループ横断の提携方針です。具体的な作品や制作結果は、各事業会社から公開される個別事例と分けて追う必要があります。

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