最大16枚のキーフレームで動画の途中を指定
Ray3.2では、1本の動画の途中に複数のキーフレームを置けます。公式発表では、動作の節目、カメラの移動、画面の変化を指定し、絵コンテに沿って動画を進める用途が説明されています。
キーフレームを置けば必ず意図した動きになるという保証ではありません。参照画像、指示文、各フレームの内容によって結果は変わるため、生成後の確認と修正は必要です。
HDR生成と16-bit EXR出力を案内
Ray3.2はHDR生成を継続して提供し、16-bit EXRで書き出せます。色や明るさを後工程で調整しやすく、VFXや映像編集の工程へ渡すことを想定した出力です。
Reframeも強化され、縦横比の変更、画面外の拡張、背景の置き換えができると案内されています。ただし、元の照明を保つという説明はLumaによる機能説明であり、あらゆる映像で完全に一致するという意味ではありません。
動きと表情の追跡範囲を拡大
Performance Trackingでは、姿勢や身ぶりを引き継ぐ機能が強化されました。Expressive Facial Performanceは、最大8人分の顔の表情を同時に追跡できると説明されています。
実在する人の顔や動きを使える範囲は、モデルの技術仕様とは別の問題です。本人の同意、出演契約、素材の利用範囲を確認し、第三者の肖像や映像を無断で入力しない運用が必要です。
Ray3.2 APIも同日に提供開始
Lumaは、Ray3.2の操作機能をAPIから利用できると発表しました。社内の制作ツールや外部サービスへ動画生成を組み込む場合は、APIの料金、生成時間、保存先、失敗時の処理を執筆時点の文書で確認する必要があります。
Ray3.2は動画生成モデルの名称です。APIは、外部の制作システムや独自ツールから、そのモデルの機能を呼び出すための提供方法を指します。
Ray3.2に関する公式情報
- Ray3.2の公式発表:公開日、最大16キーフレーム、追跡機能、HDR・EXR、最大20秒・1080p、API提供を確認できます。
- Ray3.2公式モデルページ:執筆時点のモデル掲載と生成入口を確認できます。
- Luma API公式ページ:執筆時点のAPI提供と開発者向け導線を確認できます。
- Luma利用規約:入力素材とサービス利用に関する契約条件を確認できます。
多数の動画と比較素材は、Ray3.2の公式発表で閲覧できます。